エッセイ

2007.02.18

軟弱な冬の毎日が続いて居りますが、皆様お元気ですか?
やはり、冬は冬らしく男は男らしく女は女らしく!が良いと思うのは古い人間(?)の
私だけでしょうか?
このまま、ミモザや桜やチューリップの花咲く春がやってきてしまうのでは、感激が
薄らぐ。やはり、冬の寒さに耐えてこそ、待ち焦がれた春の訪れが、何とも有難く
思えるような私で在りたいのですなあ・・・
ましてや人間、弱いものですから、このまま暖かな毎日が続いてくれればいいけど
ある日とつぜん寒い日がやってきたら、こたえるだろうな・・・なんて不安げな心が見え隠れする今日この頃です。そうです。わたしは静岡生まれの静岡育ち、寒いのは凄く苦手。ましてや昔、平気だったミニスカートや薄着も40後半(?)にして関節の冷たさを痛感する昨今です。兎にも角にも、体は冷やしてはいけないと確信して、夜の9時過ぎには冷たい飲み物は避け、常温かレンジでチン!の梅酒で寝酒を楽しんでいます。

今、アルバムにどんな曲を入れようか、9月のアニバーサリーライブにはどんな曲を歌おうか音楽プロデューサーと思案中!彼いわく、私の声は絶望感だと。昔、コンサートのソロ曲で歌った、ホテルカルフォル二アについて音楽評論家のだれそれさんが、私の表現力を絶賛していたそうな・・4半世紀経って、今知らされた。
思い出せば確かにあの頃、私は人生をもがきながら生きていたもの。
そして現在の私は??再び彼いわく、持っている声質はどんな状況下でも変わりはしないと。
解散して26年、私は自分自身にも、そして自分以外にも安らぎや暖かさを感じてもらえるような人間になりたい、そんな歌が歌いたいと。それが目標でした。
でも、もしも 本当に持っている声質そのものが絶望感だとするならば、軽はずみに「頑張ろうよ、良い事あるはず」なんて慰め言わず、ただそっと寄り添って、同じ傷みを共感する、そんな歌が歌えたら良いなあと思う。

今日、久しぶりにタワーレコードに行った。以前から気になっていた、ちあきなおみさんのCD を買うために。はじめてテレビのコマーシャルで、黄昏のビギンを聴いた時から、ずっと忘れられずにいた。夕方からずっと聴いた。感想は・・・すごい!

さあ、私も頑張ろう!この絶望感とやらの声に乗せて、希望の丘に導けるような
素晴らしい歌を歌えるように!

そして私は明日も電動自転車に乗って、バレエのレッスンに通うのであります。凛とした姿で、ステージに立つ為に!!

増田惠子

top