Family Memorial

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Keiko Masuda

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2007年8月14日

皆さん お盆です。
如何お過ごしですか・・・?

8月1日 エッセイ更新した瞬間、マネージャーの奈良岡さんから阿久先生死去の知らせを聞き、耳を疑い、ただただ呆然としていました。その日は翌朝までマネージャーの電話が鳴りっ放しで、各局のテレビ出演依頼だった様ですが受けられる筈もなく、一言のコメントを出すのが精一杯で、言葉では言いあらわせない喪失感に包まれました。
訳のわからない暗闇に入ってしまったかのように・・・

二年前に相馬さんが逝ってしまい、そして阿久先生までが・・・
今、こうして存在している私のルーツが足元から崩れ去り、空しさで息が出来ない程でした。

不思議です。親が先に逝くのは当たり前、でも、自分をつくってくれた方達に先に逝かれるのは、とても理不尽な事。そう思うのです。
阿久先生には、有難うございました お世話になりました。と言う感謝の意を
お伝えしていないままでした・・・それがとても悔やまれます。

2日の夕方、断りきれずに会見を受けましたが、気持ちが定まらないままでした。
来月の10日に、送る会があります。心あらたに、先生を失くした現実を受け止めなければ
なりません。

皆さんにも、ありがとうを伝え切れていない人がいませんか?
ごめんなさいを伝えていないままの人がありませんか?
心で想ってるだけじゃ、後悔します。声に出して伝えて下さい。

増田惠子

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